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花野井くんと恋の病 1巻 森野萌 ネタバレ 画像 感想

      2018/11/07

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君にとって 愛ってどんなもの?

「それとも君は 僕の運命の人じゃなかったのかな」

 

同じカフェの中でこんな別れ話をしているイケメンが

隣のクラスの花野井くんと分かったけれども

全く興味がなさそう(笑)なのは、主人公の日生(ひなせ)ほたる。

 

今まで恋愛とは縁遠く過ごしてきたけど、友人・家族には恵まれ幸せに過ごせているし

今後、恋愛は一生出来なくても「まあ、いいか」と思っていました。

 

でも

「なんでみんな 恋なんてするんだろう いったいどんな 気持ちなのかな・・・」

別れたショックからか、傘もささずに雪の中座っている花野井くんに

何気なく自分の傘を差し出します。

 

それがきっかけで

ほたるは花野井くんに告白されることに。

(しかも教室の中での公開告白!)

 

ほたるはこの告白もすぐにお断りしましたが、

翌日、ほたると花野井くんは一緒に登校することに。

 

「まずは僕のこと知ってもらえるようにがんばろうかなって」

意外と積極的なのです!

 

「その・・・なんで・・・ 私なんでしょうか」

自分のことを何も知らないのに、というほたるの疑問に対して

花野井くんは

自分は、最初は近寄ってくる人は多いけど

少し話すと「変な奴」「ヤバい奴」と言って、みんなすぐ離れて行ってしまう

と話します。

 

「でもほたるちゃんは 今もこうやって普通に僕と喋ってる」

 

 

 

ほたるのために自分の見た目を変えたりなど、色々してくれる花野井くんに対し、

自分は、誰かを特別に好きだと思う気持ちがよく分からないのだと伝えるほたる。

 

「私みたいな人種は・・・きっと恋なんてしない方がいいんだよ」

と言うほたるに

「恋をしちゃいけない人なんていないよ」

と優しい笑顔を向けます。

 

 

 

体育の授業中にヘアピンを校庭でなくしてしまったほたる。

下校時に雪で真っ白な校庭を見て、ヘアピン探しは一旦諦めたですが、

夜に花野井くんからの意味深な着信があり・・・

 

まさかという思いで学校まで走るほたる。

案の定

 

そこまでしてくれてしまう花野井くんに、ほたるは

「なんで? そこまでして・・・」

 

ほたるの疑問に、花野井くんは

「・・・君が 笑ってくれるかと 思って――」

 

たったそれだけのために、ほたるに尽くしてくれているのです。

 

ほたるは花野井くんのボロボロになりながらの行動に

「私 全然嬉しくない・・・!!」

「こんなの続けてたら 花野井くん死んじゃうよ・・・!」

 

花野井くんは

「君が笑ってくれるなら 死んだっていい」

 

この花野井くんの言葉に

ほたるは初めて大声で怒鳴り、怒ったのです。

 

 

 

それから数日、二人は話すこともなく過ごしますが

ある日

つきまとうのはこれで最後にするから、と

先日なくしたヘアピンをほたるに手渡します。

 

探して見付けてくれたのですね。

 

「・・・なくなったら 悲しいんじゃないかと思って」

 

その花野井くんの言葉に、ほたるは

「私の大事なものを 私以上に大事にしてくれたのかな」

「もし、恋がそういうものなのなら それは――とっても・・・素敵だなぁ」

と感じます。

 

花野井くんといると、初めての感情がたくさん出てくることに気付いたほたる。

「――いつか私にも・・・ 恋はできるかな・・・?」

 

「ほたるちゃんにもいつか絶対 特別な誰かを好きだと思う日が来るよ」

 

この言葉を聞いたほたるは、花野井くんが以前提案していた

お試しのお付き合いの話を受けると、花野井くんに告げます。

 

それを聞いた花野井くんは

 

 

またもや公開で(笑)、ほたるを抱き締めます。

 

本当に、嬉しかったのですね。

良かったね、花野井くん!

 

こうして、二人のお付き合いがスタートするのでした☆

 

 

 

お付き合い後、初の朝

眩しい笑顔をほたるに向けます。

 

やっぱりちょっと変わってもいますが(笑)

 

 

付き合うようになってからの花野井くんへの接し方について考えたほたる。

「今までの私じゃだめなのかも・・・」

 

 

彼女と付き合ったらしたかったことがないのか、ほたるは花野井くんに聞きますが

「ほたるちゃんはいつもどおりで大丈夫だよ」

本当に、ほたるに甘々ですね!

 

でも

「2人とも楽しいのが 付き合うってことなんじゃないのかなぁ・・・」

 

 

花野井くんにしてあげられることがないか考えたほたるは

朝の登校時に花野井くんよりも早く待ち合わせ場所へ行き

花野井くんを待つことに挑戦してみます。

 

でも、30分早く待ち合わせ場所に行ってみても

 

45分早くても

 

1時間早くても(笑)

花野井くんより早く待ち合わせ場所に到着することが出来ません!(笑)

 

「一秒でも長く一緒にいたいから」

という花野井くんの気持ちがまだ分からないほたる。

 

もはや意地で、2時間前(!?)に待ち合わせ場所に行ってみたところ

(笑)

 

先に待ってる自分を見て、花野井くんはどんな顔をするのか・・・

「驚くかな」「喜ぶかな」

 

と考えていたら、もう花野井くんが来ました!(早い!)

 

 

花野井くんは

 

「・・・僕のこと考えて 待っててくれたんだ・・・」

この嬉しそうな花野井くんの様子を見たほたるは

少しだけ「彼女」の気持ちが分かったのでした。

 

 

花野井くんの彼女(仮)での生活に慣れてきたほたる。

このまま静かに穏やかに日々が過ぎるのかなと思っていたところ

 

え!?なぜ急にこんな展開に!?

 

話をさかのぼってみます。

 

 

クリスマスイブ=仮彼女の期限が近付きつつも

まだ花野井くんへの好意が恋愛としての物なのか、自信がないほたる。

 

でも、友達という関係になるのは嫌だと花野井くんに言われています。

 

そこで

 

「手を握ったりハグしたりは友達でもするけど

さすがにキスは私もダメならダメってなると思うんだ」

 

遠慮がちに頼んでみたほたるに対し、花野井くんは

 

緊張するほたる。

 

 

そして

 

 

「ほたるちゃんにとっては なんでもないことかもしれないけど

僕にとってはそうじゃない」

 

 

花野井くんの鼓動がとても早くなっていることに気付いたほたる。

そして

 

「・・・ほたるちゃん、大好きだよ」

 

 

 

 

ドサッ!

 

 

そのまま花野井くんは倒れてしまいます。

実は熱があって体調が悪かったのですね。

 

でも、とてもびっくりしたほたる。

 

花野井くんのほたるへの強い恋愛感情を目の当たりにして

「恋も友情も好きに違いなんてあるの?って思ってた」

 

動揺し、そして花野井くんに何と謝ろうか、思い悩むことになります。

 

 

 

 

花野井くんの気持ちを弄ぶようなことをしたと悩み続けるも

花野井くんと連絡がとれないまま、

仮彼女の期限日=クリスマスイブとなってしまいます。

 

クリスマスは一緒に過ごすと約束していましたが、それも叶わなそう・・・。

 

 

例年通り、妹のスケートの発表会に行きますが、そこへ

「見つけた!・・・」

執念(笑)でほたるの居場所を探し当てた花野井くん。

 

ずっと不安だったほたるは、花野井くんの顔を見ると安心してしまい

涙を流してしまいます。

 

 

ほたるが落ち着いたところで

お互いに謝り合い、約束のデートをすることに。

 

冬の遊園地、イルミネーション、クリスマスフェアの屋台

ほたるも楽しそうだし、そんなほたるを見る花野井くんも幸せそう・・・。

 

苦手だと思っていたスケートにも挑戦して

 

次に一緒に遊ぶ時は自分がエスコートすると言うほたるに、花野井くんは

ほたるのそういうところが好きなんだと告白します。

 

 

「僕が何かをしたら 返そうとしてくれるところとか」

 

「無理って思っても まずはやってみようとするところとか」

 

「悪いと思ったらすぐ謝れるところ」

 

「食べるのが好きで 美味しいと思ったらわけようとしてくれるところ

 

「自分にないものを持つ人を妬まないところ」

 

 

「そんな君・・・だから僕は 毎日――どんどん好きになっていったんだ」

 

「僕 ちゃんと今日君をお姫様にできた?」

という花野井くんの言葉に、ほたるは気付きます。

 

今まで自分にとって誕生日は

クリスマスだったり、妹の晴れの日だったり

いつもより楽しくて幸せな「みんなの日」だったけど

 

花野井くんに特別だと思ってもらえて

 

「特別ってこんなに 嬉しいんだ」

 

「――いつか恋をするなら 花野井くんがいいな」

とイルミネーションの中で花野井くんを抱き締めながら

1巻は締め括られました。

 

 

恋愛はしなくてもいいかな、なんて言っていたほたるちゃんですが、

だんだん「恋愛っていいな」となり

そして「恋愛するなら花野井くんがいいな」となり・・・

えー!もうそれは、

花野井くんのことを恋愛対象として好きってことじゃないの!?

と思ってしまいます。

 

好きな女の子にこんなに優しく甘く接してくれる花野井くんも魅力的だし、

そんな花野井くんの好意にも、甘えて我儘を言ったりせず

きちんと向き合っているほたるちゃんも魅力的ですね!

 

二人の関係とほたるの気持ちは、今後どう進展していくのでしょう。

続く2巻をお楽しみに!

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