りこのゆる~いマンガな日々

自分の好きなマンガを紹介しますね

雪花の虎 2巻 東村アキコ ネタバレ 画像 感想

      2017/03/25

スポンサーリンク

~~前の巻はこちら~~

 

虎千代の父・為景が亡くなります。

討ち死にとかではなく、病でのようですが、

事前にいつ頃までの寿命なのか、本人は分かっていたようで

事前に光育には話をしているのですね。

1巻でも

冗談交じりに言っていたのですが、

いよいよその時

 

父の葬儀のため、虎千代も一度、林泉寺から春日山城へ戻ります。

この機に乗じて敵に攻め込まれることを警戒し

女子は危ないから城で経を読んで父を送るからと母に言われた虎千代は

自分の意思で、父が安心して成仏できるようにと

甲冑を着て寺で父を見送ったのです。

 

虎千代とは真逆の方法で父を送ったのは

後のライバル、甲斐の武田晴信。

戦は得意でも政治には向いていない父・信虎は

甲斐の国のためにならない戦をしようとします。

戦を止めるよう進言する家臣のことも簡単に切り殺すような人物。

家臣たちの進言もあり、晴信は弟の信繁の協力も得て

父を強制的に隠居させてしまうのでした。

 

お年頃な虎千代はとうとう初潮を迎えます。

ずっと男のような生活をしていた虎千代は

生理のことをまだ何も教えて貰っていなかったためとても驚き、

母の「おめでとう」「立派な女の体になった」という言葉に動揺します。

そして生理痛をおして宗謙の元へ走り

そのまま倒れてしまいますが、目を覚ましたあと宗謙は

自身の経験話も交えつつ

「女は男より強い。」

「男より男らしく生きなされ。」

と虎千代に言うのでした。

 

父・為景亡き後、国内の反乱を収めるべく

病気療養中の兄の代わりに虎千代に陣を束ねさせるよう

長尾家の拠点・栃尾城の城主で家臣の本庄実乃は晴景に進言します。

そして

そのタイミングで虎千代は元服し、名も『景虎』と改め、

武人としての人生を歩み始めたのです。

 

反乱制圧のため栃尾城へ入城したあとも

景虎は自分が女であることは隠そうとはせず、むしろ

毘沙門天が母の夢枕に立ち、自分が生まれてきた話も交えつつ

「越後を鎮められるのは、この長尾景虎しかおらぬ」

と堂々と語り、

城に住む住人たちの心をわし掴みにしたのです。

ついでに

女性陣の心も(笑)

 

ところが、景虎が女であることが知れ渡ることを心配する実乃は

景虎が怒るかも・・・とビクビク(笑)しつつも

女であることを隠した方がいい理由を景虎に説きます。

実乃の策に納得した景虎は

 

冬が終わる頃、景虎を子供と侮った周辺の豪族は

栃尾城周辺に陣を敷きます。

その様相を確認した景虎の洞察力と作戦を目の当たりにした実乃は

 

ちょうどこの景虎の初陣の前日に

宗謙が景虎を訪ねてきます。

景虎の初陣に間に合うようにと宗謙が掘ってくれた毘沙門像を受け取った景虎は

自分の判断が栃尾城の仲間の命に結びつくことを理解している景虎の恐怖感を

落ち着かせることが出来たのです。

 

さて、景虎の初陣は

景虎の作戦と、実乃の念には念を入れた対応により

鮮烈な勝利で幕を閉じるのです。

そして、本人たちの想いとは裏腹に

景虎の評判が上がるにつれて、兄・晴景の評判は下がっていく結果になってしまうのです・・・。

 

 

やっぱり景虎は只物ではないですねー。

そして、実乃さん!

結構好きです☆

真面目にしていればカッコいいですしね。

さぁ、次の巻へ!

336×280のアドセンス

 - ネタバレ, 雪花の虎 , , ,