りこのゆる~いマンガな日々

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3月のライオン 6巻 羽海野チカ ネタバレ 画像

   

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~前の巻の内容はこちら

 

ひなたに対するいじめについてあかりから聞いた相米二は

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ひなたの勇気を褒めた。

だが、あかりは

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ひなたは頑張っているのに自分はこんな風に思ってしまって・・・

と桐山に打ち明ける。

桐山は、そう思うのは家族なら当たり前なことだと言い

自身も子供の頃から孤立していたが、ひなたの言葉で自分も助けれたと感じたことと

ひなたも、ひなたを「勇気のある子」に育ててくれたあかりも

自分にとっては恩人であると伝える。

 

 

 

学校でのひなたの孤立を心配し

桐山はひなたの幼馴染の高橋にも声を掛ける。

高橋も「味方がいることを見せておいた方がいい」と昼休みにキャッチボールに誘う。

だが、その様子を見たいじめグループが今度は

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黒板に嫌がらせの言葉を書く。

それを見た担任教師にひなたは呼び出されるのだが、

逆に「どうしてそう協調性が無いの?」と言われ憤慨する。

その話を聞き、そろそろ自分にも呼び出しがくるだろうかと不安がるあかり。

桐山の「ぼくもいますっっっ」という叫びに

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自分も必要とされたいと願い、ただどうやったら力になれるのかが解らない桐山。

将棋の他に出来る事を持っていないからこそ、そこで強い存在になることを強く切望するのだった。

 

ひなたのいじめについて、桐山は林田先生に相談する。

ひなたの担任の話を聞き、激怒する林田先生。

自分は役に立つ知恵を持っていない、何でもおごるから知恵をかして下さいとお願いする桐山に

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危うくモン教(=モンスター教師)と化すところだった林田先生に

『「必要とされたい」「だから強くなりたい」それのどこが不純なんだ?

お前はお前に出来る事を まずいっこいっこ やるしかないんだよ』

と背中をたたかれるのであった。

 

 

 

桐山は新人戦トーナメント決勝まで残った。

だが、桐山と対戦することを強く望んでいた二海堂は準決勝敗退。

その対戦時の無理がたたり、現地から帰ることもままならずしばらく入院することになったのだが、

その理由、二海堂の体がどういう状態なのかを島田に問い詰める桐山。

子供の頃からうすうす気づいていたものの

二海堂が訊かれるのを嫌がっていた事も解っていたため訊けずにいたことだったのだ。

島田から、二海堂の病気は難病とされるものであること、

桐山に対して口止めをしていたのは、

自分が強くなるためにはライバルが必要だが

桐山はやさしいからもし自分の病気のことを知ったら

自分を相手にした時にきっと手がにぶってしまい

ひいては自分もこれ以上強くなれないであろうことを危惧してのことだったと教えられる。

 

 

 

桐山の新人戦決勝と日を同じくして

ひなたは2泊3日の修学旅行に出発する。

学校でのいじめが続いている中での修学旅行は

ひなたにとって非常に苦しいものであることは容易に想像出来る。

「無理して行かなくてもいいんだよ?」というあかりの言葉に

「行かなきゃ・・・大人になってからも後悔しそうな気がする」と答えるひなた。

「逃げなかった」記憶が欲しいという理由で高校に通うことにした桐山も、

その話を聞いて、瞬時に「解る」と答えた高橋も、

倒れるまで差し続けた二海堂も、

そしてひなたも・・・

みんな自分の居場所を勝ち取るために戦い続けているのだ。

そして桐山は

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新人戦で勝利して帰ることをひなたに誓うのだった。

 

 

 

新人戦決勝、相手は二海堂を負かせた山崎。

長期戦に持ち込み相手のミスを待つ戦略の山崎だったが、

桐山は二海堂からの

「本当に勝ちたいんだったら 粘れっ」

「もっと自分の将棋をー自分を大切にしてくれっ」

という言葉を思い出し、

おかげで最後まで冷静に対局を続けられ、勝利することが出来たのだった。

 

対局後、ひなたのことを思い出した桐山は

先日見た修学旅行のスケジュールを思い出し

その時の時間帯的からひなたのいそうなところを推測し、探しあてる。

桐山の想像通り独りぼっちで過ごしていたひなたは

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急に目の前に現れてくれた桐山に

ひなたは大泣きしてしまうのだった。

 

 

 

~~以下、感想~~

6巻です。

ひなたへのいじめが本格化し、とても心配な内容でしたが、

おじいちゃんの言葉や、あかりの言葉・・・

ひなたは家族に支えられていますね。

もちろん零くんにも。

ひなたの怒りと、強い意志が見られる巻でした。

中学3年生でここまで芯の強い子はそういるものじゃないでしょう。

 

林田先生のモン教にも笑いましたね。

目の前の零くん本人に対してのみではなく、

零くんが大事に思っている人のことも親身に相談にのっていて、

本当に良い先生だなと思いました。

 

零くんの記憶力のすごさにも驚きですね。

一回見ただけの修学旅行のスケジュールを覚えてしまうなんて・・・

その記憶力のかけらでも良いから私に譲って欲しいと思ってしまいましたよ(笑)

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