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僕のヒーローアカデミア 堀越耕平 ネタバレ 1巻 感想

      2017/03/30

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人は生まれながらに平等じゃない

これが齢四歳にして知った社会の現実。

そして僕の最初で最後の挫折だ

 

こうして「僕のヒーローアカデミア」主人公

緑谷出久(みどりやいずく)の物語が始まる。

少年よ、ヒーローになれ!

 

事の始まりは中国で“発行する赤児”がうまれたというニュースだった!

以降各地で「超常」は発見され原因も判然としないまま時は流れる

 

いつしか「超常」は「日常」に

「架空(ゆめ)」は「現実」に!

世界総人口の約八割が何らかの“特異体質(個性)”である超常社会となった現在!

混乱渦巻く世の中で!

かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が脚光を浴びていた。

“超常”に伴い爆発的に増加した犯罪件数

法の抜本的改正にもたつく間

勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始めた

“超常”への警備!

悪意からの防衛!

たちまち市民権を得た「ヒーロー」は世論に押される形で

公的職務に定められる

彼らは活躍に応じて与えられるんだ

国からの収入を!!

人々からの名声を!!

 

 

八割の人が「個性」という名の「超常現象体質」を持つ世界の中で

主人公の緑谷出久(みどりやいずく、14)は、めずらしい「無個性」の中学生だ。

同じクラスには、後のライバルとなる幼馴染で手のひらからニトロの様な汗を出し爆発を起こす「個性:爆発」を持つ爆豪勝己(ばくごうかつき)も在籍している。

 

高校進学の時期のクラスは進路票の提出を求められるがほぼ全員が自分の個性を活かしてヒーローになるのを夢見て「ヒーロー科」を志望する。

そんな中、爆豪は「ヒーロー科」最難関、偏差値79の「雄英高」を志望する

 

同じく緑谷出久も「雄英高ヒーロー科」を志望するが「無個性」の出久が最難関のヒーロー科を志望することにクラスの皆からの嘲笑が起こる。

更に「市立中学校初の雄英高ヒーロー科合格者」という箔が欲しい爆豪にも雄英高を受験するなと脅されてしまう。

 

 

 

落ち込みながら、学校からの帰り道で出久は個性を利用して悪事を働く「敵(ヴィラン)」と遭遇し身体を乗っ取られそうになってしまう。

個性が無く、敵(ヴィラン)と戦う術のない出久は抵抗できずに絶体絶命に……。

 

そんな折、目の前に現れたのは

全ヒーローの頂点に位置され「平和の象徴」とされる

No1ヒーローの「オールマイト」だった。

 

オールマイトはあっという間に敵(ヴィラン)を退治しペットボトルに捕獲する。

助けてもらった出久は、

感謝を述べ色々と聞きたい事があるが

オールマイトは忙しそうにその場を飛んで立ち去ろうとしてしまう。

どうにか話がしたい出久はその飛んでいくオールマイトの足につかまって一緒に空に飛んでいってしまう。

 

 

だがオールマイトが飛んでいく時にペットボトルに捕獲した敵(ヴィラン)を気づかずに落としてしまい、敵(ヴィラン)は逃げ出し次の隠れ蓑となる人間を探し街を彷徨う。

敵(ヴィラン)が強力な個性の持ち主を探しているときに目の前に爆豪が現れ、敵(ヴィラン)は爆豪を乗っ取ろうとするのだった。

 

 

一方、オールマイトに付いていった出久は、

オールマイトに自分のコンプレックスでもある「無個性」でも立派なヒーローになれるか?という質問をする。

その質問の途中で目の前にいた筋骨隆々のオールマイトが、

虚弱体質でガイコツのような姿に変化してしまう。

 

 

「平和の象徴」であるオールマイトは実は5年前に敵(ヴィラン)の襲撃による後遺症で1日に三時間のヒーロー活動しかできない身体になってしまった事を出久に告げる。

そして、この事実を世間には公表しないで、人々を笑顔で救い出す「平和の象徴」としての役割を全うしているのであった。

 

オールマイトは出久に、ヒーローはいつも命がけだから「個性(ちから)がなくても成り立つ」とは言えないと伝えてその場を立ち去るのだった。

 

 

 

街では爆豪を乗っ取った敵(ヴィラン)が暴れまわっていた。

近くにいたヒーローたちは敵(ヴィラン)を捕まえようと試みるが

敵(ヴィラン)のべとべとして掴めない身体の個性のせいで誰も手が出せない状況になってしまっていた。

 

 

オールマイトと別れて帰路の途中で出久はヴィラン騒動の現場に出くわす。

そして敵(ヴィラン)が乗っ取ろうとしているが爆豪だということに気づいた出久は、

多くのヒーローが手を出せない中、爆豪救出に向け飛び出すのだった。

 

だが、無個性の出久ではもちろん敵(ヴィラン)から爆豪を救出することができない。

辛うじて意識のある爆豪は助けに来た出久に対して怒りの感情で

「何故助けに来た」と怒号を浴びせる。

 

それに対して出久は「君が、助けを求める顔をしてた」と答える

 

 

 

そんな無個性の出久が友を助けたい一心で敵(ヴィラン)に立ち向かっていく姿を見ていたオールマイトは、

自分の活動限界を越えて命がけのパンチをはなち敵(ヴィラン)を退治したのであった。

 

 

敵(ヴィラン)騒動が収束し、一人帰路につく出久。

そんな出久の目の前にオールマイトが現れる。

 

誰よりもヒーローになることに憧れながらも

誰からも認めてもらえなかった出久。

そんな出久が最も欲しかった言葉を

最も憧れるNo1ヒーロー オールマイトが与えてくれた

「君はヒーローになれる。」

 

 

余りの嬉しさに泣き崩れる出久。

オールマイトは出久に向かって自分の個性の起源について語り始める。

「君なら私の“力”受け継ぐに値する。

私の“個性”は聖火の如く引き継がれてきたものなんだ。

個性(ちから)を“譲渡”する個性(ちから)…

それが私の受け継いだ“個性”!

冠された名は

【ワン・フォー・オール】」

 

 

オールマイトの申し出に戸惑う出久。

 

オールマイトはプロヒーロー達ですら

爆豪の救出に向かう事ができなかった中で

「無個性」の出久が躊躇なく爆豪を助けに向かった姿が

あの場の誰よりもヒーローだったので

出久に自分の力を譲渡しようと思ったことを伝える。

 

その申し出に対して出久は

オールマイトの個性(ちから)を受け継ぐ事を決意するのだった。

 

後日、出久の個性を受け継ぐためのトレーニングが始まる。

何人もの極まりし身体能力が一つに収束されている

ワン・フォー・オールを受け取る為には

生半可な身体能力では四肢が爆散してしまうため

身体を鍛える為と

ヒーローの仕事である奉仕活動の意味も込めて

雄英高校受験までの10か月の間に

海辺の大量のゴミを掃除するというミッションを

オールマイトに言い渡される。

 

 

 

途中トレーニングの過酷さと受験勉強の忙しさで

倒れながらもどうにか出久はこれをやり遂げ

オールマイトから個性を受け継ぐのであった。

 

 

 

そして雄英高校受験当日。

緊張する出久が転びそうになってしまっている所を

女性(麗日お茶子、うららかおちゃこ)が個性を使い助けてくれ、お互いに受験の無事を祈願しながら会場に入る。

 

受験の説明会場では多くの志望者がいて

プロヒーロー「プレゼント・マイク」によって受験方法の説明が始まる。

受験は10分の間にどれだけ仮想敵(ヴィラン)を倒しポイントを稼ぐというものだった。

 

 

試験が始まるとライバル達が次々と仮想敵(ヴィラン)を倒していきポイントを稼いでいく中で出久はビビッてしまい足が震えてしまい動く事ができずに1ポイントも獲得ができない。

 

更に仮想敵(ヴィラン)の数もどんどん減っていき絶対絶命になった時に、圧倒的脅威の仮想敵(ヴィラン)が現れてしまう。

 

受験生達が逃げ惑う中で、

朝出久が転びそうになっていたところを助けてくれた麗日お茶子の足が地面に挟まってしまい逃げられなくなっている姿を見つけた出久は、

麗日を助けるために勝ち目のない仮想敵(ヴィラン)に対して立ち向かう。

 

 

どうにか麗日を守ることはできたもののそこで試験はタイムアップになってしまい出久の雄英高校ヒーロー科実技試験は0ポイントで幕を閉じる。

 

後日送られてきた合否通知を開けると

オールマイトからの受験の総評の映像が流れだす。

 

もちろん実技試験は0Pなので普通なら不合格であるが、

ヒーローとしての資質である人を助けるということの救助活動ポイントが緑谷に与えられ出久は雄英高校の合格を勝ち取ったのであった。

 

 

 

雄英高校に入学した出久は投稿初日

クラス担任の抹消ヒーロー、イレイザー・ヘッド相澤消太に

除籍処分を掛けた個性把握テストを受けさせられる。

 

ワン・フォー・オールを使うと身体が壊れてしまい動けなくなってしまう出久は、

イレイザー・ヘッドに自分が動けなくなる個性の使い方を全否定され

もし試験中に自分が動けなくなったら退学という脅しも受け大ピンチに陥る。

 

出久は身体全部でワン・フォー・オールを使うのではなく

指先のみの個性発動という個性のコントロールを行い

ギリギリながらもテストを合格し退学処分を免れたのであった。

 

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